1年生象形

「山」の成り立ち — 三つのみねが並ぶ形から

この記事でわかること

「山」はどんな成り立ちの漢字ですか?
象形文字です。ものの形をそのまま描いた字にあたります。
「山」は何年生で習いますか?
小学1年生で習います。
「山」の画数と読み方は?
3画です。音読みはサン・セン、訓読みはやま。
画数3画
音読みサン・セン
訓読みやま
成り立ち象形 — ものの形をそのまま描いた字

見たままを描いた字

「山」は、目の前にある山の姿をそのまま描いた象形文字です。まん中に高いみねがあり、その左右に少し低いみねが並ぶ——その輪郭を線にしたものが、今の形につながっています。

古い字形では、三つのみねはもっとなだらかな山なりの線で描かれていました。時代が下るにつれて線がまっすぐになり、縦三本と横一本という、今のすっきりした形に整っていきます。

書き順のポイント

全3画
アプリ「まいにち漢字」と同じ書き順データを使っています。

「山」は全3画です。書き順は次の通りです。

  1. まん中の縦画を上から下へ
  2. 左の縦画を上から下へ、そのまま下の横画へつなげる
  3. 右の縦画を上から下へ

まん中の縦画から書き始めるのがポイントです。左から順に書きたくなりますが、「山」のように左右対称に近い字は、中心から書くという原則があります。「小」「水」なども同じ考え方です。

「山」がつく漢字

「山」は他の漢字の一部にもよく登場します。

  • (いわ)… 山にある石、で「岩」
  • (すみ)… 山でつくるもの、という成り立ちを含みます
  • (しま)… 鳥が休む、海に浮かぶ山

こうして見ると、「山」を含む字は自然や地形に関わるものが多いと気づきます。一字ずつバラバラに覚えるより、共通するパーツでまとめて覚えるほうが記憶に残りやすくなります。

おうちの方へ

「山」は画数が少なく、1年生の早い時期に習う字です。それだけに、書き順を意識しないまま自己流で覚えてしまうことも少なくありません。

ここでつまずくと、あとで習う「岩」「島」など画数の多い字でも同じ崩れ方が出てきます。最初の3画を正しく身につけておくことが、後々の負担を減らしてくれます。