犬
1年生象形
「犬」の成り立ち — くるりと巻いた尾をもつ犬の姿から
この記事でわかること
- 「犬」はどんな成り立ちの漢字ですか?
- 象形文字です。ものの形をそのまま描いた字にあたります。
- 「犬」は何年生で習いますか?
- 小学1年生で習います。
- 「犬」の画数と読み方は?
- 4画です。音読みはケン、訓読みはいぬ。
| 学年 | 小学1年生(1年生の漢字一覧) |
|---|---|
| 画数 | 4画 |
| 音読み | ケン |
| 訓読み | いぬ |
| 成り立ち | 象形 — ものの形をそのまま描いた字 |
くるりと巻いた尾をもつ犬の姿を描いた文字
古代の文字は、犬を横から見た姿を縦向きに描いたもので、細長い体と、上に巻き上がった尾が特徴です。 四本足で立っている姿から少しずつ線が整理され、現在の「犬」の字になりました。 古代の人々にとって犬は狩りや見張りを共にする身近な存在であり、身近で大切な動物の姿をそのまま写し取った文字という説があります。
書き順のポイント
全4画
「犬」は全部で4画の漢字です。 横棒、左はらい、右はらいと進め、まずは「大」という字と同じ手順で書きます。 最後に打つ4画目の点が忘れられやすいため、「大」を書き終えてから右上に点を打つという流れを指でなぞりながら確かめると、定着しやすくなります。
「けものへん」と似た漢字への広がり
「犬」という字は、ほかの漢字の構成要素になるときに「犭(けものへん)」という形に姿を変えます。 例えば「猫」や「猿」のように、動物に関連する漢字の多くにこの部首が使われています。 また、形が似ている漢字に「太」があります。「太」は足の間に点がありますが、「犬」は右上に点がつきます。「犬」の点は右上と覚えておくと、点の位置を迷わずに区別できます。
おうちでの見守り方
点ひとつの位置で別の字になってしまうため、子どもが迷いやすい漢字のひとつです。 間違えたときは「点の位置はどこだったかな」と、落ち着いて問いかけてみてください。 「大」「太」「犬」の3つを並べて見比べるのも効果的です。形のわずかな違いを自分で見つける体験を重ねることで、文字を観察する力が自然と育まれます。