花
1年生形声

「花」の成り立ち — つぼみが美しく変わる姿から

この記事でわかること

「花」はどんな成り立ちの漢字ですか?
形声文字です。意味を表す部分と音を表す部分の組み合わせにあたります。
「花」は何年生で習いますか?
小学1年生で習います。
「花」の画数と読み方は?
7画です。音読みはカ・ケ、訓読みははな。
学年小学1年生(1年生の漢字一覧)
画数7画
音読みカ・ケ
訓読みはな
成り立ち形声 — 意味を表す部分と音を表す部分の組み合わせ

植物が姿を変えて美しく咲く様子を表す

「花」という漢字は、植物を表す「艹(くさかんむり)」と、音を表す「化(カ)」が組み合わさってできた形声文字です。

もともとは「華」という文字が使われていましたが、のちに「花」という字が広く使われるようになりました。「化」には姿を変えるという意味があり、つぼみが美しく変化して開く様子を表しているという説もあります。

植物が緑の芽から色あざやかな花へと変化する姿を、文字の中にそのまま閉じ込めたような漢字です。

書き順のポイント

全7画
アプリ「まいにち漢字」と同じ書き順データを使っています。

「花」は全部で7画の漢字です。特に間違えやすいのが、上の「くさかんむり」と右下の「ヒ」の書き順です。

まず「くさかんむり」は、横棒を先に書いたあと、縦棒を左、右の順に下ろします。

下半分の「化」は、左の「イ(にんべん)」を書いたあと、右の「ヒ」へと進みます。「ヒ」は左下へ短く払う画を先に書き、そのあと縦から右へ曲げて、最後に上へはねます。筆順が前後しやすいため、指でなぞって確認すると安心です。

「くさかんむり」の仲間とつながる漢字

漢字の上の部分にある「艹」は、草や植物に関係する漢字に多く使われます。

小学校で習う漢字だけでも、「草」「茶」「荷」「葉」などたくさんの仲間があります。草木に関係する字には「艹」がつくという規則性に気づくと、新しい漢字に出会ったときも意味を推測しやすくなります。

また、「化」という字そのものも「変化」「化学」などで使われる身近な漢字です。パーツごとの意味を知ることで、漢字の組み合わせへの興味が広がります。

おうちの方へ

散歩の途中や公園で季節の草花を見かけたときは、漢字の成り立ちを思い出す絶好の機会です。

つぼみから花が咲く様子を見ながら「姿が化(かわ)るから花なんだね」と声をかけると、漢字の形と自然の現象が自然と結びつきます。

ただ字を覚えるだけでなく、自然の観察と漢字をリンクさせることで、言葉に対する興味や愛着が育まれます。