1年生会意

「休」の成り立ち — 人が木のそばで一息つく

この記事でわかること

「休」はどんな成り立ちの漢字ですか?
会意文字です。意味を持つ字を組み合わせた字にあたります。
「休」は何年生で習いますか?
小学1年生で習います。
「休」の画数と読み方は?
6画です。音読みはキュウ、訓読みはやす(まる)・やす(む)・やす(める)。
画数6画
音読みキュウ
訓読みやす(まる)・やす(む)・やす(める)
成り立ち会意 — 意味を持つ字を組み合わせた字

二つの字が合わさってできた

ひとやす
「人」と「木」が合わさって「休」になりました。

「休」は、左の「にんべん(人)」と右の「木」からできています。このように、意味を持つ字を組み合わせて新しい意味をつくった字を会意文字といいます。

表しているのは、木のそばで人が一息ついている姿です。旅の途中で木かげに腰を下ろす——その情景がそのまま「やすむ」という意味になりました。絵として思い浮かべやすいぶん、子どもにとっても納得しやすい字です。

書き順のポイント

全6画
アプリ「まいにち漢字」と同じ書き順データを使っています。

「休」は全6画。左のにんべんを先に2画で書いてから、右の「木」を4画で書きます

漢字には「左から右へ」という大原則があり、へんとつくりに分かれる字では、必ずへんが先です。「休」はその原則を体で覚えるのにちょうどよい字といえます。

にんべんの2画目は、上から下へまっすぐ下ろします。ここが斜めになると字全体が傾いて見えるので、注意したいところです。

にんべんの仲間

にんべんは「人のようす」や「人の動作」を表します。1年生から6年生にかけて、たくさん登場します。

漢字 読み 意味のイメージ
やすむ 木かげで一息つく人
からだ 人のもと(本)になるもの
つくる 人が手を加える
すむ 人がとどまる場所

**「この字にはにんべんがあるから、人に関係のある意味だ」**と見当がつくようになると、初めて見る漢字でも意味を推測できるようになります。

おうちの方へ

「休」は意味も形もやさしい字ですが、部首の考え方に触れる最初の入り口でもあります。

「にんべんがついているね。人に関係ある字なんだよ」と一言添えるだけで、子どもの中で漢字が「バラバラの記号」から「意味のあるパーツの組み合わせ」に変わっていきます。この視点は、画数が増える中学年以降で大きく効いてきます。