学年と時期小学生全般

この漢字は何年生で習う?配当学年の調べ方と家庭での向き合い方

この記事でわかること

習う学年が決まっている理由は?
文部科学省が子どもの生活経験や思考力の発達に合わせて1026字を配分しているためです。学年が上がるにつれて具体的から抽象的な概念へと段階的に学びます。
漢字の習う学年を調べるには?
国語の教科書巻末にある漢字一覧や小学生向け辞典を見るのが確実です。辞典の見出しには配当学年が数字で記載されているため、子どもと一緒にすぐ確認できます。
まだ習っていない漢字の扱いは?
読む力は学年に縛られず伸ばし、正確に書く練習は現在の学年を優先します。知っていることを褒めた上で、学校の提出物はひらがなで書くなど使い分けると安心です。

漢字を習う学年は国の配当表で決まっている

小学校で学習する漢字は、文部科学省が定める「学年別漢字配当表」によって1026字が振り分けられています。1年生で80字、2年生で160字、3年生で200字、4年生で202字、5年生で193字、6年生で191字を習います。4年生がやや多いのは、都道府県名に使う漢字が含まれているためです。

低学年では身近な自然や生活に関する漢字が多く、学年が上がるにつれて抽象的な概念や社会生活に関する漢字が増えていきます。学校のテストや宿題では、その学年までに習った漢字を使うことが基本の約束になっています。

学年ごとに習う時期が決まっているのは、子どもの思考力や言葉の発達段階に合わせて無理なく身につけられるよう設計されているためです。

気になった配当学年をすぐに調べる3つの方法

子どもが書いた漢字がすでに習ったものかどうか迷ったときは、手元にある身近な道具ですぐに確かめられます。

もっとも確実なのは、国語の教科書の巻末にある漢字一覧を見ることです。教科書会社ごとに学習する学期や順序の記載があり、教科書の巻末一覧を手がかりにすると、いま習っている範囲が一目でわかります。

小学生向けの国語辞典や漢字辞典を引くのもおすすめです。見出しに習う学年が数字で記載されているため、子どもと一緒に探す習慣がつきます。文部科学省のウェブサイトで公開されている学年別漢字配当表を印刷し、手元に置いておく方法も手軽です。

未習の漢字に子どもがつまずいてしまう理由

子どもは日常の中で看板や本、テレビなどから自然と漢字を目にしています。そのため、「見たことがあるし読めるけれど、学校ではまだ書いてはいけない」という曖昧な状態が生まれやすくなります。

まだ習っていない漢字を連絡帳や作文で使った際、ひらがなで書き直すよう指導されて戸惑う子も少なくありません。子ども自身は知っている言葉を使って表現しただけなので、否定されたように感じてしまうことがあります。

このつまずきを防ぐには、学校のルールを説明しつつ、知っていること自体を認めてほめる姿勢が大切です。学校の提出物ではひらがなで書き、自由帳や日記では自由に使ってよいと場所を分けてあげると混乱しません。

読む力は先取りして書く力は学年相応を保つ

漢字の習得には「読めること」と「正しく書けること」の二段階があります。配当学年を意識しすぎると、子どもの知的好奇心にブレーキをかけてしまう心配があります。

おすすめなのは、読める漢字は学年に関係なくどんどん広げ、正確に書く練習は習った学年のものに絞る方針です。生活の中で見かけた難しい漢字も、「よく読めたね」と言葉を交わすだけで十分な学びになります。

書くことに関しては焦る必要はありません。現在の学年の漢字を丁寧に書く練習を積み重ねることで、上の学年に上がったときのスムーズな習得につながります。

配当学年に迷ったときの確認手順
  1. 教科書巻末を見る現学年の履修範囲を一覧で確認
  2. 辞典で学年を引く見出しの数字で配当学年を特定
  3. 学び方を分ける読みは先取りし書きは現学年を重視