貝
1年生象形
「貝」の成り立ち — 昔のお金として使われた貝殻の形から
この記事でわかること
- 「貝」はどんな成り立ちの漢字ですか?
- 象形文字です。ものの形をそのまま描いた字にあたります。
- 「貝」は何年生で習いますか?
- 小学1年生で習います。
- 「貝」の画数と読み方は?
- 7画です。音読みはバイ、訓読みはかい。
| 学年 | 小学1年生(1年生の漢字一覧) |
|---|---|
| 画数 | 7画 |
| 音読み | バイ |
| 訓読み | かい |
| 成り立ち | 象形 — ものの形をそのまま描いた字 |
貝殻の形をそのまま描いて生まれた漢字
「貝」は、海にいる貝殻の形をそのままかたどって作られた象形文字です。
古代の中国では、「子安貝(こやすがい)」と呼ばれる光沢のある美しい貝殻が、貴重な宝物や、品物のやりとりに使われていました。貝殻を縦に置き、模様やすじを描いた形が少しずつ変化して、現在の「貝」という漢字になったとされています。
書き順のポイント
全7画
「貝」は全部で7画の漢字です。縦長の四角い部分を先に仕上げてから、下の左はらいと右の点を書く順番で書きます。
四角い部分(「目」に似た形)は、外枠を書いてから中の横線を2本引き、最後に底の横線を閉じるのが正しい書き順です。枠を閉じたあとに、左のはらいと右の点を左右対称にバランスよく書くことが美しく仕上げるコツです。下のはらいを先に書いてしまったり、中の横線の数を間違えたりしやすいため、声に出しながら確認すると身につきやすくなります。
お金や価値のあるものにつながる部首「貝」
昔の貝殻がお金として使われていた名残から、「貝」は部首として多くの漢字に使われています。
たとえば、「買(かう)」「貯(たくわえる)」「貨(かへい)」「財(ざいさん)」など、お金や価値のあるものに関係する漢字の多くに「貝」が含まれています。生活や経済に関わる漢字の目印になっていることを知ると、これから習う難しい漢字も意味がとらえやすくなります。
おうちの方へ
「貝」を覚えるときは、海で見つかる貝殻の写真だけでなく、「昔はお金だった」という歴史の小話を添えてあげるのがおすすめです。
なぜ「買いもの」に「貝」が入っているのかをお子さんと一緒に考えると、漢字の組み合わせに興味を持つきっかけになります。身の回りにある「貝」がつく言葉を一緒に探しながら、漢字が持つ本来の意味への親しみを深めてみてください。