雨
1年生象形

「雨」の成り立ち — 雲からしずくが落ちる形から

この記事でわかること

「雨」はどんな成り立ちの漢字ですか?
象形文字です。ものの形をそのまま描いた字にあたります。
「雨」は何年生で習いますか?
小学1年生で習います。
「雨」の画数と読み方は?
8画です。音読みはウ、訓読みはさめ・あま・あめ。
学年小学1年生(1年生の漢字一覧)
画数8画
音読みウ
訓読みさめ・あま・あめ
成り立ち象形 — ものの形をそのまま描いた字

天から水滴がしたたり落ちる様子

「雨」という漢字は、空に広がる雲から水滴がポタポタと落ちてくる様子をかたどった象形文字から生まれたとされています。

古代の文字を見ると、一番上の横線が「天」や「空」を表し、その下にある枠が「雲」、中の点が「雨粒」を表しています。

空から恵みの水が降ってくる情景をそのまま絵のように写し取った、自然の姿がよく伝わる漢字の一つです。

書き順のポイント

全8画
アプリ「まいにち漢字」と同じ書き順データを使っています。

「雨」は全部で8画あり、小学1年生で習う漢字の中では画数が多い部類に入ります。特に枠を作ってから中の点を打つ順序で迷いやすいため、外側の枠を書いてから中の点を打つという流れを意識すると整います。

1画目に上の横線を短めに引き、2画目は中央の縦線を書きます。3画目で左側の縦線、4画目で右の折れ曲がりを書いて外枠を作ります。

そのあと、枠の中に縦に並ぶ4つの点を書きます。左側の2点を上から下へ、次に右側の2点を上から下へと進めるのが正しい順番です。点を最後に書くリズムをつかむと、バランスよく書けるようになります。

天気や空の様子を表す「あめかんむり」

「雨」は他の漢字の一部になると、漢字の上に乗る「あめかんむり」という部首に変化します。

「雪」や「雲」、「電」や「雷」など、空や気象に関わる多くの漢字に「雨」の形が含まれています。昔の人々は、雷や電気のような現象も空から降るものとして捉えていたことが分かります。

1年生のうちに「雨」の形をしっかり覚えておくと、学年が上がってから出会う複雑な漢字も親しみやすくなります。

季節の天気と一緒に楽しむ声かけ

雨の日は外で遊べず退屈しがちですが、漢字の形に目を向けるよい機会でもあります。

「窓ガラスについている雨粒が、漢字の点々みたいだね」と声をかけてみると、文字と身の回りの現象がつながりやすくなります。漢字をただ覚えるだけでなく、自然の様子を思い浮かべながら書く経験が、豊かな学びにつながります。

「雨」のポイント
├ 成り立ち: 空(一)と雲(冂)としずく(点)
├ 書き順: 外枠を完成させてから、中の4点を打つ
└ 広がり: 雪・雲・雷など空の天気を表す部首になる